食は自然そのものと直接つながれる根源的なものです。採れるものによって季節の移ろいを感じ、食材が持つ可能性を見つけ、いかに引き出すかを考え、いのちそのものをいただくことでもあります。また、食事の場は人と人のつながりを生み出し、それをより強いものにし、安らぎを感じさせるものでもあります。時には近くの山や庭でとれたものを使って、同じテーブルを囲む時間を共有します。食は建築を考える上で欠かせないものなのです。
淡路島でとれる素材ひとつひとつに向き合い、
それらの価値を再認識して
さまざまな手法で形にしていく
大地と人、植物と人、動物と人、人と人・・・
すべてはモチツモタレツで営まれ、
生み出されることを大切にして
(蒸留家・有用植物研究家 ゴウダ ツバサ)