jino Exhibition_VOICE OF FOREST
- 会期 │ 2020年2月22日(土)〜3月5日(木)
- 時間 │ 11:00 - 18:00((最終日16:00まで))
森の中で
樹々に耳を澄ます
地に根を張り
天に枝葉を広げる樹々の息吹を感じる
今展では、淡路島の森に生きている樹々を紹介し、その樹々の背景まで見渡せるような場を作りたいと思っています。淡路島のあちこちの森にいた頃の空気感をまとったものが並びます。その自然のひとかけらは日常の暮らしの中で淡路島の森と呼応し、森との距離を近づけてくれるでしょう。
日常の中で
樹々に耳を澄ます
心の中にある
いつかの森との記憶がありありと蘇ってくる
Jino=「地の」。地元の、その土地の意。
立ち木を見上げ 木を伐り 想像し ものを作り物語を添えて人の手に渡るのを見届けるまでが私たちの役割です。
その土地にあるもの、その土地でできることが、その土地で心地よく暮らすための大きなヒントなのではないでしょうか。JINO projectでつくったものを通してこの想いと感覚をみなさまと共有できれば幸いです。
日時 2020.02.22(sat)~03.05(thu) 11:00-18:00(最終日16:00まで)
休店日 2月25日 cafeのお休み2月25日、3月1日、5日
場所 HIRAMATSUGUMI (ヒラマツグミ)
参加作家
atelier KIKA 北島 庸行(木工家)
南野 佳英(美術家)
ちひろ工房 浜田 篤(木工家)
hikobae works 新庄 道(山師)
トイフラワー号 松本 恵里奈(おもちゃコンサルタント)
ヒラマツグミ一級建築士事務所
会期中のイベント
22(土)11:00-オープニングトークセッション 「島の森から」
淡路島の木に携わる参加作家と淡路島の森に詳しい植物学者生嶋史郎氏を交えて、島の森の木を使ってものづくりをすることを通して感じることや、思いなどをお話します。
淡路島の木から板皿を作るWS(終日開催)
23(日)淡路島の木から板皿を作るWS(終日開催)
29(土) 11:00- アーティストトーク Secret of Sound 南野佳英展について
作品の基になったインド音楽のラーガ演奏を行い、淡路島の木でつくった音のフレーズの彫刻について紹介します。
淡路島ひのきのえんぴつ 名入れオーダー受注会(期間中終日受付)
小学校入学のお祝いにも、ふだん使いにも、淡路市仁井のひのきの木からできた無塗装のえんぴつです。
オーダーで名前の焼印をお入れ致します。(後日お渡し)
淡路島の木の板皿を作るWS 参加費1500円~(木のサイズや樹種によって異なる)
カッティングボードや敷板など様々な使い方ができる板皿を作ります。大きさや樹種さまざまなものを用意しますので、お好きなものを選んでオイルを塗って、磨いて仕上げていただきます。お手入れの方法もお伝えします。
ご家庭でのお手入れに使うためのお土産のオイル付き(淡路島のひまわりオイルと蜜蝋)
淡路島の木屑でサシェをつくるWS
今回の作品制作のために出た木屑を、リネンの小さな袋に詰めて天然の芳香剤、防虫剤が作れます。お好きな香りをお好きなだけ詰めていただきます。
淡路島の木からできたプロダクト(生活道具)の販売
淡路島の材の販売
淡路島の家のスライド上映
イベントレポート
VOICE of FOREST終了致しました。
今展は、作品、商品に加え、切り株や枝、板材、制作過程に出た木材や木屑など、さまざまな状態の木が展示され、ギャラリー空間が木の香りとともに、まるで森の中にいるような感覚さえ感じるような癒しの空間になりました。
期間中、催しもいくつか開催しておりました。WSには、お子様から年配のからまで、年齢問わずご参加くださり、手を動かしながら講師の方々との会話も楽しまれていて、講師の方からも有意義な時間を過ごせたと感想をいただきました。またアーティストトークでは、インド楽器の演奏会もあり、作品を体系的に味わうことができたようでした。
商品をお買い上げくださったお客さまの暮らしに、淡路島の森が永く寄り添ってくれますよう。
また鉛筆のネームオーダーを頂いているお客さま、もうしばらくお待ちくださいね。出来上がり次第順次ご連絡をさせていただきます。
今展に向けて、短い期間ながらもjinoメンバーと多くの話し合いの機会をもち、意見を交わし、全員で作り上げた一体感と心地よい達成感がありました。
会期中ご来店いただいた皆さまや、関心を寄せて頂いた方々のおかげです。本当にありがとうございました。