DONZA展~つむがれゆく美~

  • 会期 │ 2024年10月29日(金)~31日(日)
  • 時間 │ 10:00 - 17:00(31日は15時まで)

淡路島の民が紡いだ手作業の美しさ、現代につなぐ。 昭和前期まで、漁師の仕事着そして、晴れ着であった刺し子の「ドンザ」。“板子一枚下は地獄”と言われるように、漁師の仕事は厳しく、女性たちは夫や息子の身の安全を願い、藍で染めた木綿布を数枚重ね、一針ひとはり刺した丈夫な衣服を作っていました。 時代の変化により、使われなくなり、忘れられてしまっていたドンザや藍染めが、近年、淡路島の産業界で注目されつつあります。さらに、今年4月より、淡路島内に住む1人の大学院生が調査を始め、あらゆることが分かってきました。

「ドンザ」をより多くの人々に知ってもらおうと、島民の有志による「DONZA展〜つむがれゆく美~」10月29日(金)~31日(日)に開催します。 どのように作られたのか、そして今どのように活かされているのか。普段は見れない淡路島の個人所有ドンザ6着に加え、調査で分かってきた当時のエピソードや、淡路の紺屋、藍染めプロセス等の展示、藍染や刺し子のワークショップなど、ドンザに魅了された淡路島民が作り上げるDONZA展をお楽しみください。

ドンザを見ていただき、新たな商品が生み出されることを期待するとともに、「守り・継承」することで、島のまちづくりや地域産業活性化の一助になればと期待しています。

イベントレポート

「暮らしのなかに炎の灯りを」
イベント無事終了いたしました。
たくさんの方にご参加いただき、有難うございました。

薪ストーブのある暮らしには、心に作用する何かがある気がします。
はるか昔から火を敬い火とともに暮らしてきた遠い記憶が、まだ私たちの中に残っているのかもしれません。
薪ストーブと暮らすことは、ひと手間もふた手間もかかるのですが、その手間も楽しんでしまえる暮らしかたができたら、とても豊かなことですね。

薪ストーブを据えようと思ったら、薪の調達がやっぱり気になるところです。
今回は、淡路島の山を整備しているおふたりにお越しいただき、薪割りの方法や、木の特徴などを教えていただきました。ご参加くださった皆さんには、斧を使った薪割りを体験していただきました。
斧自体の重みと、遠心力と重力を利用して出来るだけ無駄な力を入れずに割るのがコツなのだそう。
最初は苦戦していた方も、最後は皆さん綺麗に割ることが出来ました。
自分たちが暮らす山を整備するために伐採した木を自分たちで薪にし、燃料にして使う。
山に目を向けて、足を踏み入れたりすることで感じることもあるし、想いを寄せるだけで、
きっと見え方が、距離が、変わってくるのではないかと思います。
そんな自然との関係が、薪ストーブを使うようになって、築けるような気がしています。

後半は、ご褒美のような料理家どいちなつさんのお料理。
とっても簡単でとびっきりおいしい焼きりんごの作り方をデモストレーション形式で。
午前の部は、「焼きりんごとポークのグリル」のお昼ごはん。
午後の部は、「焼きりんごとココナッツアイス メープルナッツ添え」のおやつ。
薪ストーブの揺らめく炎を見ながら、その暖かさを感じながらいただきました。
薪ストーブは、場所を温めるだけでなく、その熱を使って、お料理もできてしまう。
じっくりコトコト煮込むことで、おいしさもじっくり染み込んでいきます。
くつくつ煮える音や、ふわふわ漂うおいしそうな香りもまたご馳走。
おいしい料理に舌鼓しながら、参加者さまの会話もあちこちで弾み、その様子はとても和やかで心地よいものでした。

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