宝島染工展
- 会期 │ 2025年4月18日(火)〜5月7日(水)
- 時間 │ 11:00 - 17:00
ある日訪ねて下さったことがきっかけで、出会った福岡県大木町で染色をされている宝島染工さん。代表の大籠さんと、長島の出島で[List:]というギャラリーを営みながら、宝島染工の営業もになう松井さんが、幾人かの友人知人に勧められてと、関西に来られた際にふらりと寄って下さったのが、去年の冬の始まりのころ。
お二人の装いがとても素敵で、思わず声をかけてしまったところから、小一時間ほどその場で話し込んでいました。纏われている天然染色の衣服の奥行きのある色や風合い、個性のある柄でありながら、着る人に寄り添うような馴染みがあり、ひとめでぐっと心を掴まれていました。
藍染め、草木染め、泥染め、墨染めなど自然を原料にした染め、さらに日本の伝統的な染色技法である「防染」の技術のみを用いて、一つ一つ丁寧に手染めで作られているとのこと。また染め=衣服という枠を超えて、染を媒介にして人の暮らしや、空間を構成する要素のひとつとして考えているということ。そういった考えを聞くにつれ、私たちが建築や空間を作るときに考えていることとの共通点がいくつもあり、ぜひ一緒にやりませんかと、福岡へ伺わせてくださいと、その日のうちにお伝えしていました。
今回29日に開催する小松陽子さんの演奏会の空間装飾として、一緒に入っていただいて、話し合いを重ねながら天然染色を施した布で、空間を作っていただいています。
さらに、HIRAMATSUGUMIとしては初めてになるのですが、衣服の販売会も併せて開催していただけることになりました!宝島染工さんの衣服を見たときに、絶対に似合うであろう、そしてきっと好きに違いないと思う方々の顔がたくさん浮かんできたので、そんな方々にご紹介したいと思い、販売会を開催します。
エイジレスでジェンダーレスなデザインと自然を原料にした染めの奥深い美しさ、着るほどに親しさを増す衣服。天然染めの衣服が初めてという方にも、その魅力を語っていきたいと思います。
宝島染工展
4月18日(金)〜5月7日(水)
18.19.20日は、宝島染工スタッフ在廊
展示期間中も、ギャラリーは通常オープンです。常設の作家もの器や生活道具など、普段通り購入して頂けます。
また期間中は特別に小さく喫茶もオープンします。
cota cota coffeeさんに今回の展示に合わせてブレンドしていただいた珈琲と mochitsu motaretsuのつばさくんが関わっているホーリーバジルやベルガモットの香りを纏った 紅茶を2種類、あと庭のハーブを使った小さな焼き菓子をご用意しています。 じっくり悩んでいただけるように、との思いでメニューは少ないですが、こだわりのものを選びました。
4月18日(金)宝島染工展(宝島染工スタッフ在廊)+gallery+小さなcafe
19日(土)宝島染工展(宝島染工スタッフ在廊)+gallery+cafe mochitsu motaretsu
20日(日)宝島染工展(宝島染工スタッフ在廊)+gallery
21日(月)お休み
22日(火)宝島染工展+gallery+小さなcafe
23日(水)宝島染工展+gallery+小さなcafe
24日(木)お休み
25日(金)宝島染工展+gallery+cafe mochitsu motaretsu
26日(土)宝島染工展+gallery+cafe mochitsu motaretsu
27日(日)28日(月)お休み
29日(火祝)yoko komatsu piano concert
30日(水)宝島染工展+gallery+小さなcafe
5月1日(木)お休み
2日(金)宝島染工展+gallery+cafe mochitsu motaretsu
3日(土祝)宝島染工展+gallery+cafe mochitsu motaretsu
4日(日祝)宝島染工展+gallery+小さなcafe
5日(月祝)お休み
6日(火祝)宝島染工展+gallery+小さなcafe
7日(水)宝島染工展+gallery+小さなcafe