
中国茶会と季節の食_2025auturm
- 会期 │ 2025年11月15日(土)
- 時間 │ 11:00 - 13:00
中国茶と季節の食 2025auturm
茶:TE tea and eating 川西まり
食:mochitsu motaretsu ゴウダツバサ
菓:HIRAMATSUGUMI/cafe 山本あずさ
立冬を迎え、頬にあたる風の冷たさを感じるころ、11月15日に中国茶会を開催いたします。
地初凍 (ちはじめてこおる)
寒さがいよいよ増し、地面が凍離始めるころ。しばしば朝には霜や霜柱が見られるように。
みじかい秋の名残を惜しみつつ、秋の実りを使った食をご用意いたします。季節の変わり目に、暖かいお茶を、食を、皆さんで囲んでゆっくりと味わう時間となるように、3人で茶席を仕立てます。どうぞご参加ください。
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HIRAMATSUGUMIでは、季節ごとの室礼や、お茶、食を楽しんでいただけるよう、四季に合わせて年4回開催しています。
季節に合わせたお茶を、季節を味わう食と菓をご用意し、空間のしつらえや道具の美しさ、茶を入れる所作や、湯の沸く音など、感覚を通して楽しんでいただける茶会に仕立てます。
お茶事は、コミュニケーションツールのひとつとして続いてきた文化であり、同じテーブルを囲む方たちと共に場を作りあげます。普段の時間感覚から少し離れたゆったりとした時間がそこにはあり、心がゆるむ時間となるはずです。
初めての方も、馴染みのある方もご縁のある方に届きますように。
日時
11月15日(土)
11:00ー
13:30ー
場所
HIRAMATSUGUMI
料金
6000円(税込)
茶3ー4種
季節の食のひとさら
季節の菓のひとさら
定員
各5名
お申込み
HIRAMASTUGUMI
0799-25-8315
gallery@hgumi.net
他DMでもお受けしております。
イベントレポート
中国茶と季節の食 2025.秋 を終えました。
気持ちの良い秋晴れで、室礼には実付きの柿の枝や紅葉した落葉、紅葉などが空間に散らばり、秋あふれる場になっていました。
迎茶では、まりさんの畑でとれた絡神花と柘榴などを合わせた紅葉を思わせる色合いのお茶を。 いつも始まりは、華やかさや茶会のテーマなどが表現されていて、わくわく心が高揚していくのが感じられます。
今回は、三年熟成の白茶、小青柑、岩茶をご用意くださいました。
秋の素材を使った食の一皿はグラタン。淡路島の猪肉を薪の香りを纏わせてから煮込んだ手のこみよう。旨味の強いきのことじゃがいもなどを合わせてお茶に合うようあっさりとした味わいに仕上がりました。
食と合わせた小青柑(シャオチンガン)は、青蜜柑の皮の中に普洱茶を詰めたもので、柑橘の爽やかさと黒茶の深い味わいのバランスがとても美味しいお茶でした。
秋の名残りを表現した菓の一皿は、庭の栗を使って。自家製の栗の粉を使ったもっちりクレープに、マロンクリームを挟んでロール状にしました。栗のアイスも添えてくり三昧。
さらにスタッフの庭で収穫した金柑は、大きくてジューシーなので、フレッシュなチーズと合わせて。食感と苦味のアクセントにカカオニブのメレンゲ菓子を添えました。
菓に合わせた奇蘭の岩茶(ガンチャ)は、華やかでスパイシーな少し軽めの味わいで、乳製品のコクと良く合いました。
寒くなる季節の変わり目に、身体の中からしっかり温める3種のお茶をたくさん飲んで、みなさんぽかぽか芯から温まったようでした!
大きな窓から秋の景色を眺めながら、ゆったりとお茶をいただく時間を楽しんでいただけたのではないかと思っています。
ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。
次回は最も寒い2月あたりに開きます。近くなりましたらお知らせいたしますので、気に留めていただけますと幸いです。
茶 TE tea and eating
絡神花と紅玉と柘榴
寿眉 白茶
小青柑
金辺奇蘭
食 mochitsu motaretsu
猪のあっさりラグーグラタン
菓 HIRAMATSUGUMI
栗のクレープロール
金柑とフレッシュチーズ















