淡路島の植物や土を使用した染めの実験_File02

2023.2.15

Researchの概要

original product.2 景色を写すの制作にあたり、Reflection-反射.反映.内省をkeywordに島の大地や風景がそのまま立ち上がったような島の建具の制作を構想。身近な植物や土が内包する色を和紙に写し込む。

実験日2023年2月15日

染め_File02

1.ひのき(樹皮)
ネットに入れ鍋で2時間煮込む 19g和紙:500g檜皮

2.玉ねぎ(皮)
冷凍して保存可 ネットに入れ鍋で30分煮込む 19g和紙:10g玉ねぎ

3.ベンガラ(オレンジ)
水150mlに対しキャップ3杯/4杯 和紙6枚13g

4.ベンガラ(ベージュ)
水150mlに対しキャップ3杯/4杯 和紙6枚13g

手順

1.濃染液(水道水+カラーアップ) 50~60℃ 30min

2.染色液(湧き水+アニノール) 50℃(人肌くらい) 5min~

3.媒染液(湧き水) 15%* 2.3min

4.洗い(水道水)

*2~4の工程を2~5回繰り返す

5.ソーピング剤(湧き水+10ml) 室温20℃ 10min

6.乾燥

1.ひのき
銅 2.3.4回染め / アルミ 2.3.4回染め / 鉄 2.3.4回染め

2.玉ねぎ
銅 1.2.3.回染め / アルミ 1.2.3回染め / 鉄 1.2.3回染め

3.ベンガラ(オレンジ)
キャップ3杯/キャップ4杯 浸し染め/刷毛染め

4.ベンガラ(ベージュ)
キャップ3杯/キャップ4杯 浸し染め/刷毛染め

5.ベンガラ(オレンジ+ベージュ)
キャップ4杯

*和紙30枚(64g)

玉ねぎ 和紙9枚/19g 玉ねぎ10g (ネット参考 染める物の50%量を8~12Lの水)
ひのき 和紙9枚/19g ひのき500g

*媒染液 和紙の19gに対しての15% 3g

所感
ひのきの発色が弱い(煮出す時間が短かかった可能性)
発色が弱い(アノニール入れ忘れたことによる可能性)
今回の和紙は前回のより脆い感じ、洗いの工程でもろもろと和紙が出る(濃染液を作るときの温度が高すぎた可能性)

和紙の染めムラがかなり出た
コットンハンカチは綺麗に染まっている

ベンガラは楽ちん!
ベンガラの濃度で染めの濃さが変化
刷毛塗りは刷毛後が残るが色はしっかり定着する

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