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造成開始

2017.8.10

実際、土を動かしだすとよほど重大なことだとわかってくる。少しのつもりだけど敷地の印象はガラリとかわり人の手が入った印象になる。
田圃だったところも元々は自然の土地を人の手を入れて人間の都合のいいように変えていったのだけれど、長い年月をかけてそこが自然の一部のようになっていっている。
時間という仕上げが人の手の垢を落とし自然に近づけてくれる。特に棚田のような自然地形に合わせて作られている田圃はその差がより鈍くなる。
今まで人のスケールだったものが、車のスケールに合わせて、車の都合に合わせて作られたとたんこうだ。場所には、いくつものスケールがあり、それをどこに合わせて、どこの視線で作るかによって考え方がまるで違ってくる。利便性だけを考えるのではなく、多様な視点をもって臨まなければ。

このころから敷地の田圃にはお隣さんの山羊が放牧されている。あちらは餌となる草をもとめて。こちらは、不必要な草を綺麗に食べてくれる。

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