兵庫・淡路・建築設計事務所 ヒラマツグミ兵庫・淡路・建築設計事務所 ヒラマツグミ





あわび民藝バル
2018.09.10

あわび民藝バル

あわび民藝バル

あわび民藝バル

あわび民藝バル

あわび民藝バル

あわび民藝バル

あわび民藝バル

あわび民藝バル

「民藝とは、私たち人間が自然と接続するための唯一の回路である。」
なんてなんだか分かるようで分からない民藝。
今日は食事会を通して、少しでも民藝の楽しさを伝えたいと思います。
みんなで食卓を囲みながら、それらが全て自然からの贈り物だとちょっとだけ意識しながら、楽しんで頂ければ幸いです。

メニュー
里山の野草と昆布〆の鯛を味噌たまりで
潮汁
ヒイカとニラの酢味噌
キクラゲと三つ葉のナムル
お肉とお豆さんを蕗味噌で
よもぎのパスタ
鯛と山椒の和え麺
デザートリキュール

Awabi ware(アワビウェア)岡本純一さんによる一夜限りの「あわび民藝バル」。
Awabi ware では、民藝の思想を根っことして、世代を超えて受け継がれる生活道具としての器を制作されています。

持参した大きな古い壺を2つ、入り口となる場所に配し、庭から切ってきたばかりの桜の木をあしらい、照明を取り替え、壁には額装された絵が飾られました。
岡本さんは「結界をはる」と仰っていましたが、食事の場を整え、お客さまをお迎えする心づかいが感じられました。
ご自身の住居の裏庭の里山で採れる素材をふんだんに用い、丁寧に時間をかけて下ごしらえをしたであろう料理の数々。またそれに合わせる古い器や、awabiwareの器。
お料理はコース仕立てで、ひとつずつテーブルへ運ばれ、お酒とのちゃんぽん(マリアージュ)を楽しみながら、いつもより少しだけ丁寧に食事と向き合うように提供されました。
お料理も、器も、自然の一部を素材としており、人の手を経てなおそこに残される自然に心を向け、感じ、味わうことで、そこに人間と自然とが接続する回路が立ち現れてくるのかもしれません。

岡本さんのこしらえた料理は、ゲストから大絶賛の嵐で、お酒も進み、話も弾み、
最後はホストである岡本さん、そして私たちスタッフもお席に入れていただき、みんなで乾杯!